2019年 11月 17日
チベットに触れる日々
チベットに触れる日々🌎
ホテルのレディ、道中出会うおばあちゃん..
彼女たちの体現している在り方や生き方は、
チベットの歴史や医学、アートを超えて、
思わず自分達のこれからを考えされられるような、毎日の大きな刺激になっています。
3日前はチベットミュージアムに行きました。
古い経典が沢山の部屋では、
美しいモンクが書物を見せながら、
丁寧に説明してくれ、
チベット博物館では、
親切な詳しい方に沢山の話をしてもらいました。 (彼の祖父と父が、ポタラ宮殿で働いていたそう✨)
ひとつひとつの歴史の背景にある、
チベット愛、またインドとチベットの繋がりに
みんなが感動し、何度も涙が溢れました。
ここにある大事な書物や像達は、
こんなに沢山あって見えるのに、
チベットにあった頃の全体の五%しか持ってこれなかったそうです。
他はまだ今の中国にあります。
家族を連れ、財産を担ぎ、
命からがら亡命するのだから当然の事だと思う。
それぞれの家に眠っていたチベットのお宝たち
これらのお宝は、外国人に売った方がお金にもなるけれど、
ダライ・ラマの元へ、それぞれが寄付したそうです。
チベットの叡智だから。
だけど、ダライ・ラマは私の家ではなく、
図書館に置きなさいと。
そこでみんなが自由に見て、写して、チベットの叡智が後世に伝わるように、
誰でも見れるところに置きなさいと。
だからここに貯蔵している書物達は、
誰でも写してもいいし、見てもいい。
チベット民族は迫害され、
国も無くなったけど、
今でも世界中で、
ダライ・ラマやチベットに誇りを持って、
1つにつながっている。
まだあのチベット侵略から
各街に亡命してきて、かれこれ60年しか経っていない。
だけど世界中の各場所で、みんなが繋がり連帯し、
チベットの叡智と平和への願いを生きている
だからこの街でチベット人の誰に会っても
強く意志を持っていて、あったかく、
言葉では言い表せないものがあるんだと思う。
ホテルのレディもそうで、
強く賢く優しい
仕事をするにも、すごく楽しそうにこなしてる。
もちろん、チベット医学やアート
それだけでも深く興味があり知りたい事だけど、
何をするにしても出てくる生き方
それにはすごく感動するし、自分の生き方についても考えさせられました。
この体験ができた全てに感謝です。
フォトはNGだったので、
写真は周りの風景、ホテルの屋上
大好きなネチョンテンプル